「髪を切ろうかと思うんだが・・・」

「ユアンよ。それは、私に、死ね、と言っているのか?」

「・・・なぜそうなる?」

「私がその麗しい空色の髪が好きなのを知っているだろう?」

「貴様が髪フェチなのは知っているが・・・ってか麗しいってなんだ?」

訝しげな目で私を見るユアン。

やはり麗しいと思うのだが、ユアンは気に入らないようだ。

しまったな、ここは美しいの方がよかったのか?

「まぁいい。ともかく私はイメチェンをしたいのだ。4000年も同じだし・・・思いきってバッサリショートか、セミロングはたまたボブ・・・あぁ普通にパーマもいいなぁ。ついでに前髪でも作ろうか・・・どれがいいと思う?」

 

<以下、クラトスの脳内>

バッサリショート・・・白い首筋に絡む頼りない毛先。『見えないところにつけといつも言ってるだろ?』恥らうユアン・・・まさにパラダイス。 

ショートパーマ・・・『クラトス、健康診断するぞ。無論、私とふ・た・りでv』

白衣を翻し妖艶に微笑み、動作と共にくるんっと弾む   の空色の髪!!あぁ!!知的でよい!!(オプション眼鏡)

セミロング・・・『お、お前のことなんか何とも思ってないからな///』頬を桃色に染めてさらりと肩先で揺れる毛先・・・たまらん!おっと、うっかり鼻血が!!

ボブ顎のラインを強調しつつ両性的な雰囲気を醸し出す。『クラトス、すまん・・・私は・・・まだ・・・』愁いを宿す瞳。まさにGreat

パーマ・・・『クラトス〜ロイド〜ご飯よ〜』白いフリルエプロン、ふんわり揺れる柔らかい空色の髪。Excellent!! 

前髪によって幼く・・・『もぅ、またトマト残して。ダメだぞ☆』

ま さ に 拍 手 喝 采 ! !

『プチンッ』(クラトスのナニかが切れる音)

 

 

「よし、ここに教会を建てよう!!」

 

 

 

妄 想 天 国

 

 

 

「誰か、万能薬を持っていないか?!四大天使のクラトス様がまたステータス異常だ!!」

 

 

エンド


久々に書いたらクラトスがおかしくなった。

おかしいなぁ私の中のクラトスはもっとかっこよかった気がするのにwww

 

2012/05/22 はるとわ

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